オラクル次期製品のソリューションセンターを共同で開設

新日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区新川二丁目20-15、代表取締役社長:鈴木 繁)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は、オラクル・コーポレーションより「Oracle9i Database」の次期製品としてリリース予定の「Oracle Database 10g」につき、主要プラットフォーム毎の機能評価・検証を行い、顧客利便性向上を目的とする、「NSSOL Oracle 10gソリューションセンター」(以下略:NS10g ソリューションセンター)を本年9月16日に開設いたします。

同センターの運営にあたっては、サン・マイクロシステムズ株式会社、デルコンピュータ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社の主要ハードウェアベンダ4社から、検証機器の提供及び技術面での支援等を得ます。尚、センターは東京都中央区の新日鉄ソリューションズ社内に設置します。

ITインフラに対し、24時間365日連続稼動の信頼性及びビジネスの成長に対応しうる拡張性担保の要求が日増しに強くなる一方、TCO(Total Cost of Ownership=総合的保有コスト)削減の要請が年々高まっています。

そこで、NS10g ソリューションセンターでは、主要プラットフォーム上にて、「Oracle Database 10g」の新機能である(1)ストレージ管理の自動化(2)パッチ当て時のサービス無停止化機能の評価・検証を行うと共にコンピューターの並列化技術「Oracle Cluster」の機能強化による信頼性向上、拡張性担保の評価・検証を正式リリース前に行います。その結果、高信頼性、拡張性、保守性を担保しつつ、TCOの削減を可能にするITインフラの提供をいち早く行う事が可能となります。

1.NS10g ソリューションセンターのミッション

1)顧客利便性の追求
上記評価・検証の結果にもとづき、TCO(Total Cost of Ownership=総合的保有コスト)削減、高信頼性、高拡張性、高保守性 等、多様化する顧客ニーズ対応したプラットフォーム毎のソリューション提案を行います。

2)タイムリーな提供
日本オラクルは、「Oracle Database 10g」の出荷前バージョンをセンターに提供します。又、ハードウェアベンダは、「Oracle Database 10g」に最適な稼働環境を実現する最新機材の提供を行います。その為、各プラットフォーム上での早期検証が可能となり、正式出荷時には顧客に対して必要なエンジニアリングサービスを提供する事が出来ます。

3)マイグレーション手法の早期確立
「Oracle8」以降のバージョンから「Oracle Database 10g」へのマイグレーション手法を早期に確立します。そのため、前バージョンからのスムーズな移行が可能となります。

4)先進的なシステムの提供
グリッド・コンピューティングやインフィニバンド(InfiniBand)等の先端的な技術と「Oracle Database 10g」の組み合わせ評価を行い、先進的なシステムを提供します。

5)Best of Breed(=最適)な組み合わせ
Best of Breed(=最適)なクラスタウェアやストレージの組み合わせで、各プラットフォームの特長・特性を最大限に引き出す「Oracle Database 10g」の機能評価をします。

以上