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市場系システムの統合を実現 データ一元化と事務負荷軽減に貢献

株式会社青森みちのく銀行様

プロジェクト概要

背景

青森銀行とみちのく銀行が合併して誕生した青森みちのく銀行は、資金運用に使っていた市場系システムの統合を進める必要があり、青森銀行が運用していたConSeek TMに片寄せした。

ソリューション

旧青森銀行が運用してきたConSeek TMは、フロントからバックまで商品横断的に管理できるソリューションで、業務のSTP化やEUC機能の活用を推進してきた。

成果

ConSeek TMの導入を通じて、データの精度向上、業務効率化を実現。決算業務、日次業務にかかる時間を大幅に短縮することができた。

旧青森銀行の市場系業務の課題

青森銀行とみちのく銀行が2025年1月に合併して誕生した青森みちのく銀行は、青森県内に本店を構える東北有数の地方銀行として、地域経済の振興に力を入れると同時に、デジタル技術の導入による経営基盤の強化に取り組んできた。
旧青森銀行は、日鉄ソリューションズ(以下、NSSOL)をパートナーとして2017年からConSeek TM(コンシークTM)の導入を始めた。ConSeek TMはNSSOLが提供する市場系取引管理ソリューションである。旧システムをConSeek TMにリプレースしたきっかけはベンダー側のサポート力が低下し、旧システムの発展性に懸念が高まったことだ。
導入後は、有価証券から為替、デリバティブ取引などへと商品や機能範囲を順次広げていった。フロントとバック、商品別でシステムが分断されていた点や人手の管理が多いとの課題認識から、ConSeek TMでフロントからバックまで商品横断的に管理し、入力から出力までのSTP(Straight Through Processing)化や、EUC(エンドユーザー・コンピューティング)機能を活用した報告用帳票作成の効率化を目指した。
その後、合併に伴い、青森みちのく銀行の資金運用に使う市場系システムは、旧青森銀行が運用してきたConSeek TMに統合した。その理由について、市場国際部シニアプランナーの田嶋 研也氏は次のように語る。「ConSeek TMは新銀行の勘定系システムとの連携が構築されており、SWI FTやALM(資産負債管理)などの各種システムとの連携実績もありました。また、旧みちのく銀行のシステムと比較して、機能範囲の広さ、STP化・効率化実現の観点からも優位性があり、ConSeek TMを採用することが決まりました」。

株式会社青森みちのく銀行 市場国際部 シニアプランナー 田嶋 研也氏
株式会社青森みちのく銀行 市場国際部 シニアプランナー
田嶋 研也氏

ConSeek TMで大幅な効率化

ConSeek TMの導入成果として、田嶋氏はフロントシステムとバックシステムの統一化に伴うデータ品質の向上と事務負荷軽減のメリットが大きいと語る。以前は市場系のフロントシステムとバックシステムでデータを2重入力する手間があったが、システムの統一化により、約定入力作業が削減されて操作性が向上し、入力項目も軽減された。
ConSeek TMが備える充実したEUC機能も、資料作成やデータ分析の効率化に貢献した。決算報告資料は従来、紙の資料から数字を拾って作成していたが、現在はEUC機能を活用した決算報告書データの自動作成により事務負担を軽減した。青森みちのく銀行のニーズに合わせたEUC帳票の作成サポートや標準帳票のカスタマイズ対応も業務効率化に寄与している。
田嶋氏は「ConSeek TMの導入により、決算関連の作業時間が体感で半分くらいになりました。また、合併案件ではプロクレアHD(青森銀行とみちのく銀行が経営統合して誕生した地銀グループ)の管理業務や取り扱いデータ量が追加されましたが、機能拡張の工夫やパフォーマンス改善のおかげで、日次業務にかかる時間は合併以前よりも短縮されました」と語る。

株式会社青森みちのく銀行 市場国際部 市場業務課 課長 沼田 渉氏
株式会社青森みちのく銀行 市場国際部 市場業務課 課長
沼田 渉氏

NSSOLとの厚いパートナーシップ

2017年からの市場系システム導入や合併のプロジェクトを通して発揮されたNSSOLの技術力や業務知識に対する青森みちのく銀行の信頼は厚い。システム部システム統括課シニアプランナーの関田進歩氏は、「銀行の市場系システムは多くの他システムと連携しており、データの流れが複雑で、システム部門でも把握が難しい部分があります。しかし、NSSOLは金融業務の知見、課題に対する分析、解決力がとても高く、私たちにとってしっかり相談できる相手であり非常に助かっています。統合プロジェクトでも、早期に事前検討を始め、他ベンダーとの調整や交渉を主体的に行ってもらい、ConSeek TMの機能要件も非常に早く決められました」と語る。
市場国際部市場業務課の沼田 渉課長は「今後もNSSOLには、ベンダーとユーザーの関係を超えた信頼できるビジネスパートナーとして、積極的に支援してほしいです。当行は現在、取引先の海外展開に対する支援を強化しているところで、その中で為替リスクヘッジのニーズに広く応えていきたいので、デリバティブ関連機能の充実を期待しています」と話す。

株式会社青森みちのく銀行 システム部 システム統括課 シニアプランナー 関田 進歩氏
株式会社青森みちのく銀行 システム部 システム統括課 シニアプランナー
関田 進歩氏

コアテクノロジー

●金融業務の知見、課題に対する分析・解決力、市場系取引管理プラットフォームサービス「ConSeek TM(Trading Management)」の導入

システム概要

●市場系取引管理プラットフォームサービス:ConSeek TM

関連SDGs

SDGs 8

地元企業支援を通じた地域経済の活性化

SDGs 12

デジタル技術によるペーパーレスの推進

青森みちのく銀行の市場系システムの構成

・NS(ロゴ)、NSSOL、NS Solutions、ConSeekは、日鉄ソリューションズ株式会社の登録商標です。
・その他本文及び図表内に記載の会社名及び製品名は、それぞれ各社の商標又は登録商標です。

株式会社青森みちのく銀行様

本店: 青森県青森市橋本1-9-30
創業: 1879年
資本金: 195億円
総預金: 5兆3122億円(2025年1月1日現在)
従業員数: 2346名(2025年1月1日現在)

※ユーザー事例の記事内容は掲載当時のものとなっております。

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