匿名加工データ流通ソリューション
NSDDD(エヌエスディースリー)

NSDDD(エヌエスディースリー)は、データの秘密分散を実現する秘衛門(ヒエモン)とデータの匿名加工を行う匿丸(トクマル)からなるソフトウェアです。
機微データの安全な蓄積と、安全・有用な匿名加工データの提供を実現します。

特徴
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秘衛門で分散処理を施したデータを匿丸にオンメモリで受け渡します。
秘衛門の機能により、機微データを単独では無意味な分散片に分割して保管します。匿名加工処理の実行時には分散片を結合して元のデータに戻しますが、秘衛門から匿丸への連携はオンメモリで行われ、元のデータは保存しないため、情報漏洩リスクを低減できます。 -
以下法令・ガイドラインに準拠した加工手法を実装しております。今後も法整備・改正に対応して適切な手法を追加実装していく予定です。
- (2022年施行)改正個人情報保護法
- 医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律(次世代医療基盤法)
- 医療3省(厚労省・総務省・経産省)2ガイドライン
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- 有用性向上のための再帰的incognito
- 一定の制約のもとで攪乱する「メッシュ内ノイズ付与」
- 一般財団法人日本医師会医療情報管理機構は、次世代医療基盤法に基づく認定匿名加工医療情報取扱事業者として、認定医療情報等取扱事業者(認定受託事業者)であるICI株式会社(ICI)に認定事業の一部を委託しています。また、ICIは、同じく認定受託事業者である当社に対して、匿名加工等の業務を再委託しており、匿名加工業務に匿丸が利用されています。
1. 秘密分散・匿名加工のオンメモリ連携による情報漏洩リスクの低減
2. 個人情報保護関連法令・ガイドラインに対応した加工手法
3. 現場課題に対応した加工手法
4. 次世代医療基盤法に基づく「認定受託事業者」の匿名加工ツールに採用
導入効果
情報漏洩対策
- 機微データを分散して保持することで、安心安全な管理を実現します。
データ利活用、データ流通の促進
- 機微データを匿名加工することにより、データの利活用・流通を促進します。