ネットワーク設定自動化

運用負荷・コストを軽減し、作業スピード向上を実現するネットワーク設定自動化システムの導入を支援します。

現在、ネットワークはますます高度化・複雑化し、物理ネットワークと仮想ネットワーク、また、異なるベンダーの機器が混在する環境の中で個々に設定方法が異なるなど、ネットワークの運用負荷は高まる一方です。また、変化の激しいビジネスに対応するために、品質を維持した上で、迅速な設定変更などの対応が求められます。

ネットワーク設定自動化システムの導入によって、運用負荷やコスト削減、設定作業スピードの向上が実現できます。当社では、ネットワーク技術の知見、実際の作業現場での経験から、スムーズなシステム導入を支援します。

こんなお客様に最適です

特長

当社独自開発のHANAITAとCisco Network Services Orchestrator(NSO)の組み合わせによるネットワーク設定自動化システムにより、運用者のスキルに依存せず、品質を維持したまま運用負荷の軽減と作業スピードの向上を実現します。

NSSOLのネットワーク設定自動化システム

ソリューションイメージ
(*1 NETCONF:Network Configuration Protocol、ネットワーク機器の設定を取得、 更新するためのRPCベースの通信プロトコル)
(*2 REST:Representational State Transfer、HTTPを使ってデータをやり取りする手法のひとつ)
(*3 YANG:Yet Another Next Generation、ネットワーク構成の標準モデリング言語)
(*4 I/F:インタフェース)

HANAITA

  • HTML5ベースの自社開発ソフトウェア
    NSOのGUIフロントエンドとして、HTML5をベースとして自社開発を行ったソフトウェアであり、使い勝手を追求したデザインとなっています。
  • 固有のNWスキルが不要
    作業者はGUI上で作業要素(Route追加、ポリシー追加、コンフィグ取得等)をドラッグ&ドロップしてパラメータを入力するだけの直観的な作業が可能で、機器固有のNWスキルは不要です。
  • 切り戻しの自動化
    HANAITAの作業要素【素材】を組み合わせたワークフロー【レシピ】と、Cisco NSOのロールバック処理の活用により、作業の切り戻しの自動化も可能となります。
HANAITA画面イメージ

Cisco Network Services Orchestrator(NSO)

マルチベンダ対応のオーケストレーションツールであり、物理と仮想の両方の、多様なネットワーク機器のプロビジョニングやコンフィグレーションの自動化を実現します。

  • マルチベンダ機器のサポート
    マルチベンダ環境においても、1つのユーザインターフェース及び1つのAPIを使用してネットワーク全体を管理します。
  • モデル駆動型アーキテクチャ
    ネットワークサービスをサービスモデルとデバイスモデルに分割し、抽象化することで複雑な内容をシンプルに表現できます。事前にモデルを定義することで、サービスモデルとデバイスモデルのマッピングをNSOが自動で行い、設定内容の生成とデプロイを行います。
  • Network Element Driver(NED)
    Cisco社より、特定のメーカの装置、操作手段(CLI、SNMP、NETCONF)ごとにNEDが提供されており、抽象化されたデバイスモデルへの変更要求は、NEDを通じて、実際のネットワーク/デバイスのコンフィギュレーションとして反映されます。
  • トランザクションの管理
    ネットワークへの構成変更やコントロールに係る一連の作業シーケンスをトランザクションとして管理します。これにより、操作ミスの排除や問題発生時のロールバックが可能です。また、現在のネットワークのコンフィギュレーションとの差分を抽出し、コンフィギュレーションを作成することが可能です。

導入効果

  • 設定作業の自動化により、ネットワークの設定変更作業時間を大幅に短縮でき、ビジネス要求やセキュリティ事案にも迅速に対応可能となります。
  • ネットワーク設定変更作業において、作業担当者のスキルに依存せず、ヒューマンエラーを削減でき、作業品質を向上できます。
導入効果の一例

ソリューションを構成するプロダクト

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