日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は、株式会社青森銀行(本社:青森市橋本一丁目9番30号、取締役頭取:石川 啓太郎、以下「青森銀行」)向けに、外為総合インターネットバンキングサービス「CrossMeetz※1(クロスミーツ)」の「Swift接続サービス」「Swift電文作成サービス」を提供いたします。2025年8月からの本番稼働を目指し、ISO20022移行対応※2(以下「ISO対応」)を実現いたします。

Swift加盟の金融機関は海外送金業務において、2025年11月までにISO20022に対応した業務への見直しが必要となっております。青森銀行ではISO対応に加えて、SWIFTNetへの接続では現行利用するSWIFTサービスビューロからの切替が必要となり、利用中のSwift Interface機能についても代替手段の確保と現在の業務フローに代わるSwift電文作成・発信・受信の業務フローの構築が必要となりました。
そしてこの度、Swift電文作成・ワークフロー管理・発信・受信の業務にCrossMeetzの採用を決定いただきました。Swift MX電文作成・ワークフロー管理業務はCrossMeetz「Swift電文作成サービス」、Swift電文の発信・受信業務をCrossMeetz「Swift接続サービス」およびS.W.I.F.T. SC(本社:ベルギー、以下「Swift」)が提供する「Swift Alliance Cloud」により実現します。
今回、Swiftサービスビューロからの切替において、最新のSwift Interface製品である「Swift Alliance Cloud」による長期的なソフトウェアライフサイクルの獲得、オンプレミス利用からクラウドサービス利用への転換によるトータルコストの抑制、ISO対応への知見を期待・評価され、採用いただきました。
「Swift接続サービス」を採用することにより、業務システムとSwift接続システムの集約を進められます。これによりユーザーの利便性向上および手動オペレーションの発生を抑止することができ、事務コストの削減および国際送金決済スピードの向上につなげることができます。「Swift接続サービス」では、Swiftが提供するパートナーシッププログラムモデルの「Swift Business Connect」※3を利用することで、「CrossMeetz」からSwiftNetへの直接接続を実現します。
青森銀行からの期待:市場国際部 市場業務課長 沼田 渉様
今般、Swiftが現行および今後提供する各種サービスに対して柔軟な対応が可能な「CrossMeetz」のサービスを導入することといたしました。ISO移行対応にとどまらない、NSSOLならではの国際決済業務および証券決済業務にかかるソリューションの提供を期待しております。
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