「デジタルの日・デジタル月間」取り組み報告

~プログラミング学習コンテンツK3Tunnelを活用した出張授業およびウェビナーを開催~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 宏之、以下「NSSOL」)は、デジタル庁が創設した「デジタルの日・デジタル月間」※1にちなんで、デジタル月間である10月会期中にNSSOLが開発したプログラミング学習サイトK3Tunnel\ケイサントンネルを活用した小学校への出張授業と「企業による学校教育支援~プログラミング授業への取り組み~」と題した企業向けウェビナーを開催しました。

小学校における出張授業の実施

東京都・千葉県・北海道の合計5校の低学年児童112名、高学年児童114名に対し、対面またはオンラインによるプログラミング授業をお届けしました。授業においては、低学年では自動販売機のおつり計算をテーマにした「ジハンキー」を、高学年ではよこはま動物園ズーラシアを舞台に動物の展示ゾーンを特定する「迷子の動物おたすけ大作戦」を実施しました。いずれのコンテンツも身近なテーマであり、子どもたちは授業を通じて実社会でプログラミングが活用されていることや、プログラミングすることで計算が便利になることを学習できます。
出張授業に参加したNSSOLならびにグループ企業の社員は延べ18名で、これらの社員が授業の進行役を務めるとともに、児童一人ひとりの理解度に合ったサポートを行いました。
授業に参加した児童からは「最初は難しかったけど、解決できると楽しかった」「自分がわからない時にやさしくわかりやすくおしえてくれてとてもよかった」「将来、プログラミングをするお仕事がしてみたくなった」といった感想が寄せられました。

授業の様子
授業に真剣に取り組む児童とサポート社員

企業向けウェビナーの開催

10月26日(水)12時00分~12時50分にて「企業による学校教育支援~プログラミング授業への取組~」と題した企業向けウェビナー開催しました。
本ウェビナーでは、企業による出張授業や小学校でのプログラミング教育に興味のある方を対象に、NSSOLのこれまでの経験で得たことを具体的な事例を交えてご紹介しました。

今後の活動拡大を目指すにあたり、我々の取組みに共感し、共にK3Tunnel学習コンテンツを作ってくれる仲間を増やしていければと思っております。今回のウェビナーでは実際に、仲間となり、コンテンツを共同開発いただいた日本製鉄北海道室蘭製鉄所との取組事例もご紹介し、コンテンツ制作秘話についてお話しました。
QAセッションでは、「今まで何校に授業をお届けしてきましたか」といった実績に関する質問から、「今流行りのScratchについてどう思いますか」といったプログラミング学習コンテンツに関する質問もあり、盛況のうちに幕を閉じることができました。本ウェビナーにていただいたご質問はK3Tunnelサイト内で公開予定です。公開タイミングについては、K3Tunnel Twitter(@K3tunnel)にてお知らせいたしますのでご活用ください。

ウェビナー登壇者の社員
ウェビナー配信中の様子

本ウェビナーは“顧客企業とのイノベーション共創の場”としてオープンした虎ノ門オフィスに併設される「0→1Design Lab/ゼロイチデザインラボ」※2を使用し、ウェビナー配信を行いました。

当日のプログラムおよび登壇者は以下の通りです。

プログラム

12:00 オープニング
12:00~12:10 K3Tunnelとは
12:10~12:20 社員参加型活動は、楽しくて役に立つ
12:20~12:30 出張授業は楽しくて難しい
12:30~12:40 90分で何を届けるか ~コンテンツを作りこむ~
12:40~12:45 これからのこと
12:45~12:50 クロージング

登壇者

  • K3Tunnel開発者
    今野 奈穂子(技術本部システム研究開発センター)
  • K3Tunnel活動参加者
    狩野 慎一郎(デジタルテクノロジー&ソリューション事業部)
  • 司会進行
    森田 真帆(金融ソリューション事業本部)

エンドースコメント

日本製鉄 北日本製鉄所 総務部 庄司様

北海道NSソリューションズの方から、K3Tunnelのコンテンツ作成について打診があったときは、少しびっくりしました。しかし、製鉄所見学や動画配信だけでは伝わらない、製鉄所のバックヤードで使われている高度なIT技術について、子供たちに知ってもらうよい機会であると感じました。
また、小中学校の教育関係者から「プログラミング教育どうしよう?」という不安の声も聴いていましたので、これはぜひ協力したいと考えました。
これからどういった取り組みができるか検討している段階ですが、いろいろな展開が考えられるので、わくわくしています!

NSSOLは、当社パーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」のもと、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。

以上

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