5Gで遠隔モノづくりを実現する遠隔操作ロボットをドコモと共同開発

~“DOCOMO Open House 2020”にて5G活用ユースケースとして紹介予定~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田 宏之、以下 NSSOL)は、NTTドコモが開催する「DOCOMO Open House 2020」(※1)に展示するユースケースとして、遠隔地からのモノづくりを実現するために、5G通信技術での活用を想定したロボットが感じた力触覚を遠隔地のオペレータに伝送する遠隔操縦ロボットをNTTドコモと共同開発いたしました。(以下、展示イメージ)

展示イメージ

遠隔操作ロボットの分野ですでに実用化されている内視鏡手術を支援するようなロボットは、視覚に頼る領域が大きいのが現状ですが、人間が行うさまざまな作業においては、手触りや柔らかさ、弾力性など、いわゆる「力触覚」が重要な要素となります。

NSSOLでは、2017年にもNTTドコモ向けに、遠隔地から制御できる遠隔操作ロボット開発(※2)を実施しています。当時開発されたロボットの指先には触感センサーがあり、ロボットが何かに触れたり持ったりしたら、その触感を人に伝えることができましたが、その硬さや柔らかさ、重さや軽さなどの感覚までは再現できていませんでした。今回、NTTドコモと共同開発した遠隔操縦ロボットは、ロボットが感じる精緻な感覚である「力触覚」を遠隔地のオペレータに伝える事ができます。

NSSOLは、新しい先端技術をいち早く実証・検証し、お客様のビジネスに貢献できるよう、これからもお客様とともに、その先の答えを見つけ出してまいります。

以上