小学校向けプログラミング教材を無料公開

~新学習指導要領に準拠、Webサイトからすぐに使える教材セット~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田 宏之、以下 NSSOL)は、特定非営利活動法人 企業教育研究会(所在地:千葉県千葉市中央区、理事長:藤川大祐、以下ACE)の協力、監修のもと、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング学習に対応した「教員向け指導案」「授業進行スライド」「ワークシート」をセットにした教材「データをめぐる謎を探れ!」を開発し、NSSOLが運営するプログラミング学習サイトK3Tunnel\ケイサントンネル(https://k3tunnel.com/)に無料公開します。

K3Tunnelは、NSSOLが2017年から提供している問題解決型のプログラミング学習サイトです。NSSOLのCSR活動として小学校や子ども向けイベントなどでシステムエンジニアによる出張授業を展開しています(2018年度は9校に実施。受講児童数約600人)。

出張授業の活動を通じて、多くの教員がプログラミング学習に対して「何をどう教えていいかわからない」といった戸惑いや不安を抱えていることを知り、そうした教員の支援のために特別な準備がなくても教員がプログラミング学習の授業ができる教材を開発することとしました。教材の開発にあたっては、千葉大学教育学部や敬愛大学国際学部こども教育学科に基盤を置く教育のプロ集団であり「企業と連携した授業づくり」を専門とするACEに協力を依頼しました。教科学習の中で利用できる教材を目指し、千葉県船橋市立三山小学校での実証授業を経て完成しました。

「データをめぐる謎を探れ!」はこれまで通り出張授業で展開するとともに、指導者向けのデモも随時受け付けます。また、地方の地場企業やNPOなどと連携しながら日本全国にプログラミング教育の支援活動を拡大していきます。

こうした活動を通じ「年間1万人の子どもたちにK3Tunnelの授業を届ける」ことを目標にしていきます。

NSSOLは、「真の価値の創造により、お客様との信頼関係を築き、ともに成長を続け、社会の発展に貢献する」企業理念に基づき、豊かな社会づくりに向けてESG(環境・社会・ガバナンス)の観点からも様々な事業活動に取り組んでいます。

以上