新日鉄住金ソリューションズ、新潟大学創生学部と実践的な人材育成に向けた取り組みを開始

新日鉄住金ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:謝敷 宗敬、以下 新日鉄住金ソリューションズ)は、新潟大学創生学部(所在地:新潟市西区、学部長:鳴海 敬倫、以下 新潟大学)とともに、2017年7月より、実践的な人材育成に向けた取り組みを開始しました。

少子化やグローバル化が進むなか、日本社会・企業に求められている人材はますます高度化、多様化しています。国内大学においては学生の能力を最大限に伸ばし、社会・企業の期待に応えるために、これまで以上に教育内容を充実させ、学生が主体的に学ぶことのできる環境を整備する必要に迫られています。このような背景をふまえ、新潟大学では、課題解決型学修中心の授業科目による「リテラシー(*1) 学修」によって、論理的思考と科学的根拠に基づいた課題解決ができる人材の育成を目指し、2017年4月創生学部を新設しました。

新日鉄住金ソリューションズは、これまでの、大学におけるICT活用における実績と知見をもとに、新潟大学が目指す、実践的な人材の早期育成を支援するため、以下のような取り組みを開始しました。

(1) 創生学部の課題解決型授業への協力。2017年7月、新日鉄住金ソリューションズ ソリューション企画・コンサルティングセンターに新潟大学の創生学部1年生3名を受け入れ、学生が実際の企画業務を行うことで、課題解決能力を実地で教育

(2) 実践的な人材育成・ビジネスリテラシ獲得に向けた共同研究

今回の取組みをふまえ将来的には、地域活性化に向けた大学と企業の共同研究促進、新潟大学を中心とした企業間連携促進などのオープンイノベーションの実現にも取り組んでまいります。
新日鉄住金ソリューションズは、コーポレート・メッセージ「ともに、その先の答えを」のもと、お客様のデジタルイノベーション活用による新しいサービス・価値創出の実現においても、お客さまと、ともに実現してまいります。

【エンドースメント】
新潟大学創生学部では,社会課題の解決に資する人材育成を理念としております。人口減少社会では,我が国の生産性確保という観点からも,大学と企業(社会)との連携による人材育成の推進は必要不可欠です。このたびの新日鉄住金ソリューションズ株式会社との人材育成に関する協働的取組を契機に,大学教育をよりオープンにすることによって,大学における教育・研究・社会貢献の好循環確立の起点となることが期待されます。

(*1) リテラシーとは、複数の領域の見地から物事を「視る力」、異なる環境(状況)に「適応する力」、他者と協働するプロジェクト等を「コーディネートする力」といった生涯にわたって学修し続けるために必要な能力と定義しています。

以上