社員紹介
- 鉄鋼(アプリ)
- 2006年04月入社
- 新卒入社
- 鉄鋼ソリューション事業本部
鉄鋼ソリューション第二事業部 瀬戸内第1部 - K.Kumagai
サスペンスドラマで垣間見る法曹の世界に憧れ、法学部に進学したものの、法律を学ぶうち、自分には弁護士より、ものづくり業界のほうが向いているなと思うようになりました。はじめはメーカーを中心に見て回っていたのですが、ふと「ITもありだな」と気付き、志望するようになりました。
というのも、ちょうどインターネット黎明期ということもあってホームページを立ち上げたり、その流れで掲示板のCGIをいじったりするうち、文系と言えどもITアレルギーどころか、むしろ性に合うのではないかと気付いたのです。
そんな中NSSOL関西は、選考が進んだ段階で、広畑製鉄所の見学を提案してくれたのが決め手となったと思います。工場の管理センター勤務の当社社員とお話ができ、「こんなにお客様との距離が近い環境でなら、きっと良いものづくりができそう」と、イメージが膨らみましたから。
現在は、広畑オフィスにて、日本製鉄グループ企業の生産管理システムに携わっていますが、ファーストキャリアは、鉄鋼ではなく、製薬会社の研究情報管理システムの詳細設計フェーズからのプロジェクト参入でした。当時は目の前のこと、言われたことをこなすので精一杯で、この仕事に明確にやりがいを感じられるようになってきたのは、10年目くらいのことでしょうか。
転機となったのは、製薬企業向けパッケージの導入プロジェクトでした。基本計画段階から入らせてもらい、パッケージおよびそのカスタマイズ方法の調査をしながら、お客様とともに要件を詰めていきました。お客様との折衝を重ねながら奔走し、なんとか帳尻を合わせることができた思い出です。ここで主体的にチームを回していく、これこそが醍醐味なんだと理解したのでした。
こうした様々な経験を経て、2022年より今の現場に至ります。チームリーダーとして、複数のプロジェクトを統括しつつ、私自身もプレイヤーとして要件や仕様をまとめたり、各メンバーの成果物をレビューしたりしています。どんどん広がる守備範囲に伴い、責任も増えていますが、大きな物事をたしかに動かしているという自己介入感でいっぱいです。
お客様と対話し、その要望を叶えていくために、何を決めて何をどう作らなくてはならないかを、走りながら考える。そんなダイナミックな仕事をこれからも続けていきたいと想っています。
そのためには、長年携わっている生産管理でさえ、まだまだ知らないことがあるくらいですから、もっともっと業務に関する勉強が必要です。さらに、より円滑に上流工程を回していくためには、こうした知識にくわえて、リーダーシップを発揮して人を動かした経験値に勝るものはありません。
これからも新しいフィールド、新しいチャレンジを楽しんでいきます。
就職活動はゴールではなくスタート。社会に出たら、たとえ目の前の仕事がやりたいことと違ったとしても、広い視野を持っていろいろ挑戦してほしいと思っています。常に希望している仕事ばかりが巡ってくるとは限りません。だからといって、「やりません」と断り続けていたら、肝心のチャンスも逃してしまいますし、どんな仕事でもやったらやっただけ糧となるものです。食わず嫌いをせず、何でも楽しんで取り組んでください。
最近ゴルフを始めまして、
たまに平日に有給取ってゴルフ場へ繰り出しています。ゴルフ場で食べるランチも楽しみの一つです。写真はホルモンうどんです。