KEYPERSONKEYPERSONたち

スペシャリストから
ジェネラリストに

鉄鋼ソリューション事業部
システムエンジニアリング第一部

Y.Fujikawa

2016年入社

KEYPERSON

8/10

Q.鉄鋼部門の面白さは
どのような部分だと思いますか?

なんといっても“顧客=現場との近さ”が鉄鋼部門の売りと捉えています。確認したいことがあれば現場に出向き、現場で対話し、現場で現物を見る—。時には不平不満を現場から直接指摘されることもありますが、この距離感の中で仕事を進め、リアルタイムに状況を確認できる点が日々の刺激にも繋がり面白さだと感じています。

もう一つ、自分の設計思想が形になり、巨大な工場を動かす一翼を担えること。これほどの充実感はなかなか味わえないと思います。

私は情報系出身ですが、もともと機械系にも興味を持っていました。工場という存在も好きで、学生時代、中部圏で電力事業に勤める叔父の仕事談の中に製鉄業界の話もあり、次第に関心が大きくなっていたことが好きになったきかっけの一つでもあります。

工場内は、ネジ一つをとってもスケールが大きく、機械が稼働する音も半端なく大きいんです。こうした工場独特の雰囲気が私にはとても魅力的に感じました。このような背景もあり入社当初から配属希望として、鉄鋼ソリューション事業部を志望していました。

Q.次世代熱延プロジェクトの薄板チームで
リーダーとして注力してきた点、レベルアップできたと思う点は?

私がチームリーダーとして携わってきたプロジェクトに関しては、2025年3月初頭にシステムのリリースを終えています。

担当した領域が、新しいラインの構築だったことから、お客様自身もイメージできていない部分をゼロから考えていくことが求められ、そこは大変厳しい部分でした。

少数メンバーで複数プロジェクトを進めていかなければいけない状況でしたので、その中で問題があれば対処することはもちろんですが、いかに早期から問題の予兆を見つけ出し、周囲に共有することで早期の対策が出来るかを意識しましたね。一人ひとりが力を発揮できるように、チームメンバーのつまずきや不安を取り除くことにも注力しました。

また次世代熱延プロジェクトはかなり大規模案件なため、領域ごとに10 を超えるプロジェクトに分かれています。プロジェクト推進においては従来自分が担当している領域だけではなく、初めての領域についても学び、考え、行動する必要があるため、全体を通して広範囲の知見を得られたことは大きな収穫だったと思います。

Q.プライベートでは2児の父親として子育てに奮闘中ですが、家庭を大事にしながらキャリアアップは難しくなかったですか?

家庭と仕事との両立は十分に可能な会社だと捉えています。勤務時間や保守体制といった社内の態勢面としてはまだ改善できる点はあると思いますが、働く環境は年々良くなっていると感じています。

実際にプロジェクト実行の最中に育児休暇を約1 カ月取りましたが、取りにくさを感じた事はまったくありませんでした。所属グループの上司、部下共に子育ての考え方に寛容でかなり支援していただきましたが、会社全体にこうした風土があると思います。

お客様先でも働き方改革への理解が進んでいて、男性が育児休暇を取得する社員も増えているとのことでした。出産・子育ては、大変貴重な経験です。この先、部下から産休・育休の申し出があった際には、チーム全体で快く応援し、みんなで支えていきたいと思っています。

Q.将来どんなKEYPERSONを目指していますか?

これまでの経験を踏まえ、現状に満足するのではなく新しい領域に挑んでいきたい、新しい風土の知識を取り入れていくことで、この先の成長の種としたいと思っています。

さらに、特定分野に特化した知識、知見も必要ですが、その人材の知見を活用しつつ広く視野を向けることが出来た方が、組織の成長には良いと感じています。

私が目指すのは、スペシャリストよりもジェネラリスト。もちろん、鉄鋼に特化しているという点ではスペシャリストでもある訳ですが、鉄鋼の中の特定分野に関する深い知識ではなく、次世代熱延プロジェクトに関わったことで得られた知見や経験を活かしながら、多種多様な領域を広範囲にカバーできるKEYPERSONになっていきたいですね。

学生のみなさまへのメッセージ

勉強、研究、遊び、アルバイト、趣味等、やり残しによる悔いは残さないように行動してほしい。

一度立ち止まり「いまコレをやらない場合はいつ後悔するのか?」を考えてみる時間があってもいいはず。またそのゆとり=余裕をもって行動することで次のより良い一歩が踏み出せると感じています。

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