KEYPERSONKEYPERSONたち
初めてのお客様は
常にゼロから。
それがSE
鉄鋼ソリューション事業部
システムエンジニアリング第三部
A.Watanabe
2016年入社
KEYPERSON
7/10

Q.Non-ITからの入社ですが
研修によって技術的な基礎は身につきましたか?
また、鉄鋼部門に配属された感想は?
学生時代の専攻は生物化学。医学や薬学寄りの学部だったので、周囲にはITに詳しい生徒もいましたが、私の場合パソコンといえば、Word・Excel・PowerPointを使うぐらい。ごくごく一般的なユーザーですね。そんな私がこの会社を志望するきっかけとなったのは、SE職に就いている友人の「仮説を立てて実験を行い、結果を検証して解を求めていく生物化学は、SEの手法と共通するものがある」という言葉でした。
研修はまさに学校のようで、朝から夕刻までみっちりとスケジュールが組まれ、わからないことはどんどん質問できる環境が整えられていたと思います。技術の習得はもちろんですが、チームで一つのシステムを作っていく際のロールプレーといったグループワークも重視した内容で、これは現在も大変役に立っています。
鉄鋼ソリューション事業部への配属は、自らの志望です。配属されたグループでは、製品の操業管理システムに携わっており、システム導入担当者様と現場に同行する機会も多々ありました。お客様と直接やりとりできる点が、私にとって大きな“いいな”のポイントになったと思います。
ただ、同じ敷地内にいても、日本製鉄様はお客様です。気持ちは「一緒にやる」。けれど、あくまでもビジネス。なれ合いにはならず、プロとして意見をすることもあります。そこの線引きを常にクリアにしておくことも大切だと思っています。
Q.育児と仕事の両立は可能ですか?
可能だと思います。私は入社4年目に結婚し、その2年後に産休・育休を取得しました。子どもが1歳になった時点で職場復帰してからは、臨機応変に出社から在宅に切り替えたりしながらフレキシブルに対応できています。その点はSEという職種の強みの一つですね。また、私が住んでいる地域は、入園する前年の秋ごろに保育園の申し込みをするため、生後半年ぐらいで入園先が決まっていました。結婚後、自分が住む地域をこうした目線で選ぶことも大事ですね。
2023年には、社内で「女性活躍タスクフォース」というチームが立ち上がり、メンバーとして半年間活動しました。この会社は、性別による昇進格差等はありませんが、やはり出産するのは女性ですし、女性特有の身体的な症状もあります。「一人で悩みを抱えるのではなく、気軽に相談できる場を作りたい」という先輩社員の想いから始まったこの活動を通じて、働く女性を応援するための相談窓口やサポート体制などが整備されました。
現在は職場環境の改善を目的とした従業員会が、その取り組みを引き継いでいます。

Q.SEとして厳しさを感じたことは?
配属から4 年目までは、製品の操業管理システムに携わっていました。若手のうちは先輩方に何度も質問して業務知識を獲得し、システム的な知識獲得のための資格試験の勉強にも励んでいたつもりです。けれど、その後グループ改変で、物流といった様々なお客様がいる部署への異動となり、全く分野の異なる財務会計システムを担当することに…。
獲得してきた業務知識は活かせず、またゼロからの勉強となりますが、異なる業態のお客様に対応するのはSEにとって決して珍しいことではありません。むしろそこが大変さの中にあるやりがいにも繋がっていると思います。
Q.将来どんなKEYPERSONを目指していますか?
キャリアを重ねる中で、業務の領域がコーディングや設計から全体を管理するフェーズへと今変わりつつあるので、自身がこれから進む方向をしっかりと見極めていきたいと考えています。そんな中、現在担当しているO社様へのシステム導入は、これまでと比較しても難易度が高いものです。導入済みのシステムの改造など今後もしばらく続くので、初期から携わってきたメンバーとして貢献し、さらには中心となって進めていきたいと考えています。確かな経験を着実に積んでいくことで、多岐にわたるお客様に寄り添える人間力を身につけ、より多くの人に貢献できるKEYPERSONになっていきたいです。
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