KEYPERSONKEYPERSONたち

実は、文系の
スキルも役立つ分野

鉄鋼ソリューション事業部
システムエンジニアリング第四部

H.Kimura

2021年入社

KEYPERSON

5/10

Q.文学部からIT業界へ。
そのモチベーションとなったのは?

専攻は文学部の古典文学ですが、この業界を目指した理由はもともと手を動かしたりといったものづくりが好きだったこともあり、システム開発に興味を持ったことが一つ。また、IT業界が先の明るい業界であることもありますね。この業界は、まだまだ発展途中だと思うんです。分野を問わず、新しい知見を学び吸収していくことが好きなので、IT業界に身を置くことが性格に合っているのでは、と思ったこともSEを職業に選んだ理由の一つです。

とはいえ、プログラミングの経験は一切なく、Non-ITの私が経験者と同レベルの仕事ができるかといった心配はありました。けれど、入社後の新入社員研修では、レベル別にそれこそプログラミング未経験者に対しての研修から上流工程の研修までも用意されていたので、不安より期待の方が大きかったと思います。実際、新入社員研修を受講しITの基礎用語やプログラムの動作を理解したことで、配属後もNon-ITのハンデを大きく感じることはありませんでした。

Q.現在の部署での仕事内容は?
スキルアップのために心がけていることは?

私は鉄鋼ソリューション事業部の基盤グループに所属しており、サーバーやハードウエア、ネットワークといったシステムが動作する基盤を管理しています。基盤の障害はシステムの停止に直結するため、24時間365日の安定稼働をグループの使命としていますが、その中でもデーターの格納庫であるデータベースの管理業務に携わり、データベースの監視や基盤の老朽更新を実施することで、安定稼働に努めてきました。現段階では、ファイルサーバーやネットワーク機器の更新業務も行いながら、データベース以外の基盤分野も担えるように勉強しています。スキルアップのための社内研修はもちろんですが、社外研修のサポート体制も充実していて、今現在も手を動かして実践的に学ぶクラウド系の研修を受講中です。

いずれにしても、わからない用語はその場で調べ、周辺的な知識を身に着けること、経験する機会が少ないトラブル対応には積極的に参加することを心がけています。

トラブル対応は定常的な業務とは異なり、対応を学べる機会が少ないこともあるので、トラブル発生時はチャンスと捉え、事象の把握や原因調査を行うようにしています。夜や休日にチームに招集がかかるケースもありますが、テレワークの環境が整ってきているので、場合によっては出社することなく自宅にいながらオンラインでトラブル対処することもありますよ。

Q.基盤分野に携わるSEには
どのような資質が求められていると感じますか?

「着実かつ慎重に行動できる事」でしょうか。基盤の再起動や設定変更といった作業は、誤ると大規模障害のリスクがあるので、正しいサーバーに接続しているか、手順は間違いないか、といった細かい点から着実に確認・実施することが大事になってきます。また、リリースした案件に万が一トラブルが発生してしまったら…といったプレッシャーに耐えていくことも求められる業種だと思います。

さらに、お客様のお話をしっかり聞けること。情報をしっかりとお伝えできること。こうしたコミュニケーション能力も必要ではないかと。もう一つ言えば、案件資料や議事録等をまとめたりする際には、文章を書くことが得意な文系のスキルがかなり役に立っています。わかりやすく的確に伝える能力と言う点では、文学的なセンスも必要ですから。これはうれしい発見でした。

Q.将来どんなKEYPERSONを目指していますか?

ここは社風が穏やかで、何か疑問点が生じた際に質問を投げれば、丁寧に教えてくれる先輩社員が多いと思います。手を止めて向き合って話を聞いてもらえるので、入社当時から安定して業務をすることができています。

今度は私自身が周りを陰から支え、サポートできるKEYPERSONとなっていきたいですね。表立って行動することよりも、周りをサポートすることが好きなため、困っている方のフォローや、全体を見渡し求められている役割を把握して、それに沿った行動ができるようになっていきたいです。

学生のみなさまへのメッセージ

「新卒」の機会は一度きりです。就活は、今後の長い人生を決めるとても重要な活動です。就活は労力が必要で、妥協してしまいたくなる時もありますが、何とかもちこたえて納得がいくまで行動してください。実りある結果になるよう応援しています。

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