KEYPERSONKEYPERSONたち

先輩の知見を継承し
グループを牽引できる
中堅に

鉄鋼ソリューション事業部
システムエンジニアリング第一部

S.Inoue

2023年入社

KEYPERSON

4/10

Q.畜産系の専攻からIT業界への就職ですが、
不安や戸惑いはありませんでしたか?

私は畜産の中でもITを活用した「スマート畜産」を研究していました。ユーザーとしてITに触れる機会はありましたが、IT技術を学んだことはほとんどありませんでした。思いきってこの業界に飛び込みましたが、研究を通じて培った論理的な思考力や洞察力はSEとしての業務に役立ち、通用していると思います。

製鉄業についてはほとんど知らず、どのようなシステムを作るのか見当もつかずに戸惑うこともありました。しかし、新入社員研修後に配属先へ移ってからは、製鉄の各工程や鉄鋼ソリューション事業部で作っているシステムについて説明があり、仕事内容が少しずつ明確になっていきました。配属後の研修中に製鉄所内を見学する機会があり、実際に工場で動く巨大な機械や熱せられた鉄を見たことは、戸惑いが期待や意欲に変わる瞬間だったと思います。

Q.さまざまな研修の中で印象に残っている研修は?

特に印象に残っているのは、東京でのグループ集合研修の直後に行われる箇所研修です。日鉄ソリューションズグループでは鉄鋼事業部門に配属されると、2週間ほど他の地方の製鉄所に行き、システムや製鉄について学ぶ研修があります。この研修では初めて製鉄所内に立ち入ることができ、鉄鋼事業部に配属されたことを実感しました。

また、この研修は日鉄ソリューションズグループ各社の同期生が参加するものです。新入社員研修よりも少人数で行うため、会社は違えど深いつながりを作る機会となり、今でも親交が続いています。

Q.配属後、この業界で成長しスキルアップしていくために
何を目標に、どんな取り組みをしていますか?

新入社員研修後、私は大きく分けて二つの目標を立てました。一つは、お客様に価値あるシステムを提供するため、お客様の業務内容を理解することです。そのために、できるだけ対面でお客様と会話し、実際に現場を見ることを意識しています。

次に、鉄鋼ソリューション事業部のSEとして必要な技術・経験を身につけることです。設計を行う上では、ハードウェアやソフトウェアの構成、どのようなテストをするかなど、多くのことを考慮する必要があります。製作を行う上では、プログラミング言語の特性や、先輩方が作ったアプリケーションの理解も必要となります。こうした専門的な知識を吸収するために、プログラムや設計資料を読み、先輩社員に積極的に質問しながら技術を吸収しています。

Q.現在携わっている業務は?
今後どのようなキャリア構築を考えていますか?

私は製鉄の工程の中でも上流の工程となる製鋼工程のシステムを担当しています。製鋼とは、鉄鉱石を加熱して溶かし、成分を調整して固める工程です。その工程のうち、私は固められた後の製品を次の工程へ受け渡すまでの領域を担当しています。

この領域では、次工程に渡す鋼材が間違っていないか確認する照合システムや、10トン以上の鋼材を運搬するクレーンのシステムなどがあります。それらのシステムの開発や運用保守を行っています。

これまでは上位者の指示に従って、業務をこなすことが仕事だと思っていましたが、今後は全体を俯瞰するような仕事も増えてくるため、マネジメントスキルの習得が必要だと考えています。

Q.将来どんなKEYPERSONを目指していますか?

私は現在所属しているグループの第一人者となることを目指しています。現在のグループは、知識と経験が豊富なベテラン層と入社5年以下の若手層に分かれており、知見の継承が課題です。ベテラン社員が持っている知見を吸収し、5年から10年後に中堅社員としてグループ全体を引っ張ることのできる人材になりたいと思っています。

学生のみなさまへのメッセージ

このページを見ている皆さんは、就職活動をしている、または就職活動がもうすぐ始まる時期かと思います。就職は人生の中で大きく環境の変わるタイミングですので、後悔のないように就職活動に取り組んでほしいと思っています。もし弊社に興味を持ってくださる方がいれば嬉しいですし、違う選択でも皆さんの就職活動がより良いものとなるよう願っています。頑張ってください!

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