PROJECT STORY 02事業成長を支えるエンジンとなる
システムを開発せよ。

輸出の効率と計画精度を高め、
事業成長を支えるシステムを構築せよ。

いすゞ自動車様は、タフなトラックや、力強いディーゼルエンジンで、
世界中の「運ぶ」を支えています。
1959年に誕生した小型トラック「エルフ」は日本国内において
40年以上にわたってシェアNo.1。1949年から海外輸出が始まり、
現在は世界百数十ヶ国で事業を展開しており、海外でも20ヶ国以上でTOPシェアを誇ります。
そんないすゞ自動車様が、さらに海外製造を拡大させていくためにNSSOLは、
事業成長のエンジンとなるシステムを構築しました。

輸出のプロセスが見えないと、
海外での生産拡大の成功も見えない

  • C.K

    いすゞ自動車様は、日本、インドネシア、タイを中核とするグローバル三極体制を構築し、事業成長の基盤を固めていくことが中期経営計画における戦略の1つ。海外での生産拡大と効率化、製品の高い品質の維持は、その絶対条件。そのために国内で製造したパーツを輸出し、海外工場で組み立てて販売する「KD(ノックダウン)生産」の拡大・強化が喫緊の課題でした。

  • E.T

    KD生産に使用するパーツの輸出には生産、梱包、船積みと数多くのプロセスがあり、どこで滞留が起きても現地工場への到着が遅延し、生産に遅れが出てしまいます。しかし、この複雑なプロセスを、複数のシステムを使い分けながら人の手で確認していたのです。これでは、欠品や到着遅延の原因分析もできません。パーツ流通のプロセスが「見える化」できていない。それが大きな課題となっていました。

  • T.N

    「海外での生産拡大に向けて、輸出の効率と計画精度を向上させたい」。プロジェクトオーナーである担当者の方が、自分たちの仕事の重要性や課題を熱っぽく説明されるのを聞いて、何としてもお客様の事業に貢献できるシステムを構築したいと、SEの血がザワザワと騒ぎました。

事業成長を実現するための
システムを4ヶ月で構築

  • C.K

    パーツがいつ、どこに、どれくらい到着するのか。その情報が分かれば、船積み計画の精度を上げることができます。また、立てた計画と実績を比較・分析すれば、業務の効率化に向けた改善を行うこともできると考えました。

  • T.N

    そこで、これまで手作業で行っていた進捗管理をシステム化するため、まず、製造から流通までの情報を各拠点から集め、一元化する仕組みをつくり上げました。Apriso社製の製造管理ソフトウェアをベースに、KD生産用パーツの在庫や流通状況のリアルタイム把握を実現するシステムを構築しました。

  • K.K

    計画と実績の管理・分析を行う機能も構築することで、実際の輸出状況と計画の乖離を「見える化」するためのデータ取得も可能になりました。輸出業務の効率化に向けた改善や標準化の手掛かりを発見できます。

  • T.N

    人が直接触れる画面設計には、特に注意を払いました。限られた時間の中でしたが、現場担当者が培ってきたノウハウの詳細を入念にヒアリングしました。お客様が使いやすいシステムにするため、できる限り業務を知り、お客様の声を聞き、その結果を取り入れていきました。その結果、プロトタイプの段階で「業務がイメージしやすい」と言っていただけた時は、本当に嬉しかったですね。

  • T.N

    開発期間は実質4ヶ月。工期は短くても、品質は絶対に譲れない。お客様の事業成長のためのシステム構築なのですから。

システムを支えるパートナーから、
事業成長を支えるパートナーへ

  • T.N

    これまで現場に問い合わせたり、複数のシステムから手作業でKD生産用パーツの流通情報を収集したりしていましたが、1台の端末から全ての情報をリアルタイムに把握できるようになりました。これにより、製造の遅れにつながる致命的な輸出の滞留が起きないよう、各プロセスの状況を把握し、即座に必要な手を打つことができます。

  • C.K

    実は、当初のニーズは輸出システムではありませんでした。しかし、営業担当として提案を進める中で、お客様の事業の優先課題は、輸出業務の強化・効率化だということが見えてきました。本当に手を打つべき課題は何かということを、お客様とともに考え抜いた結果です。次は、今回のシステムの適用範囲をKD生産用パーツだけでなく、完成車(車両)の輸出にも広げたいという話もいただいています。

  • T.N

    私たちが得た一番の成果は、お客様との信頼関係かもしれません。「この人たちになら、事業の成長の要となるシステムを託すことができる」そう思ってもらえて初めて、真のパートナーになれると思っています。システムそのものが評価されることは当たり前。その上で、もっともっと人が評価されることも大切にすることで、事業成長を支えるパートナーになれると思っています。

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