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音楽好きが高じて、大学では音響工学を学んでいました。その道を究めていくことも考えましたが、人生は長いですから、音だけではなく、もっと広い世界に漕ぎ出してみたほうがおもしろくなると考えました。授業でプログラミングの経験もあったので、自然とIT業界には目が向きました。中でも肌が合うなと感じたのが当社。先輩社員が「現場で経験を積むことは、苦しいことも楽しいこともあるけど、全部やりがい」といったことを話していて、それが私が大学時代没頭した山岳部での醍醐味に近い感覚だったのです。当社でなら、幅広いフィールドに高くそびえたつ山々へ、自分の手と足で挑戦できる、そんな確信が持てましたね。
初配属の仕事は、新日鐵住金(当時)の統合対応の一環で物流関係のプロジェクト。ここで企画・基本設計といった上流工程から開発・テストといった下流工程まで一通り経験しました。その後、全国各地にある製鉄所のシステム共通化プロジェクトに参画し、経験値のある物流系システムを担当しました。ヒアリングや説明のため、製鉄所に赴き、その業務を深く理解したうえで、今で言うDXを提案していくという一連の活動に励んでいました。それが実るかたちで、ある製鉄所における、共通システムを横展開していくプロジェクトにリーダーとして関わり、成功させることができ、現在は、製鉄グループ会社2社の基幹システムを幅広く支援する仕事に就きました。

これまでのキャリアを振り返ってみると、働く場所も立場もフェーズも工程も、アプリケーションから基盤まで、本当にいろいろな経験を積むことができたと自負しています。日本一高い富士山が日本一難しい山ではないように、システムもその深淵は規模だけでははかれないもの。とはいえ、システムエンジニアとしてはまだ3合目にも達していないと実感しています。当社は、入社前から望んでいた「たしかに苦しさはあるけれども、挑戦しがいのある仕事」に満ちているので、もっとお客様に深く入り込みながら頂上を目指していきます。
1日のスケジュール
10:00
メールチェック。問い合わせや依頼事項などを確認して、1日のスケジュールの組み立て。
10:30
曜日によって案件メンバーの進捗確認会議や、設計書のレビューを行います。
12:00
お昼ご飯はコンビニ弁当で済ませることが多いですが、時間に余裕のある時は会社近くのランチに行くこともあります。
12:50
お客様とのWeb会議。タスクの進捗状況を報告して、検討課題の対応方針を報告・議論します。
14:00
お客様との打ち合わせ結果を案件メンバーと整理して、宿題事項の分担とスケジュールを決定。
14:30
設計書作成や技術検証、報告資料作成など。作業中に確認事項が出たときは、内容に応じてメールやチャット、Web会議などで関係者とコミュニケーションを取ります。
17:30
有志の社内勉強会に参加。自分で技術書の読書会を主催することもあります。
19:00
残っているタスクを終わらせたり、翌日のタスクの準備をしたり。