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工学部で情報科学を学んでいたこともあって、就活ではIT企業を志望していました。しかし、近い分野にいたとはいえ、プログラミングは授業レベルの知識に過ぎず、不安がありました。そこで研修が充実していること、さらに地元宮城に地盤があることを条件に絞ったところ、当社にたどり着きました。NSSOLグループの存在も心強く、ここでなら他では得がたい経験が積めるだろうと安心したことを覚えています。
最初のプロジェクトは、電力関係の業務システム開発。ここでウォーターフォールでの設計から開発・テスト、フロントからバックエンドまで、さらにはサブリーダーとしてのマネジメントまでを4年間みっちり実践できました。その後異動し、チャットボット開発のプロジェクトに参入ました。ここからアジャイルの世界に足を踏み入れます。当初は開発メンバーとしてNuxt.jsでフロントエンドのUIを担当していましたが、1年ほどしてからは、現在に至るまでスクラムマスターを務めさせてもらっています。

スタートアップ~メガベンチャーではあたりまえのアジャイル/スクラムも、日本の大企業では、商習慣・契約面での事情もあり、その本領を発揮できない場面もあります。ウォーターフォールも両方経験した身としては、ケースバイケースで、ハイブリッドにいいとこ取りしたモデルが求められている気もしています。また、開発手法はあくまでも手段に過ぎません。中長期的には、お客様と膝を突き合わせてシステムの企画から関わり、「自分が作ったシステム」だと胸を張って誇れるような役割と責任を担っていける立場を目指していきたいです。そのうえで、こうしてNS東日本として企業規模が拡大したことは、その可能性が広がることだと、大いに期待しているところです。
1日のスケジュール
9:30
朝のチームミーティングは、いわゆる「デイリースクラム」で、開発メンバーの作業進捗確認に加えて課題の共有を行っています。
10:00
お客様のサービス管轄部門とともに、UI/UX面での課題解決や方向性をすり合わせるデザイン定例に出席します。私たちは主に技術面での実現可否や提案のコメントをします。
11:00
毎週木曜日に、チーム全員でスプリントプランニング(*)を行っています。ここまでにプロダクトバックログリファインメントをしっかり行っておき、この定例をいかにファシリテートしていくかがスクラムマスターである私の腕の見せどころです。
※事前に翌スプリント以降のゴールや作業計画を立てるミーティングのこと(スクラムでは、開発期間の1セットを「スプリント」と呼びます)12:00
ランチは、前日の夕飯の残りをアレンジしたり、パッと作れるパスタを茹でたりすることが多いです。トマトソースを常備しているので、それを活用しています。
13:00
プロジェクトの統括PMに、他チームのプロダクトオーナー・スクラムマスターと合同で、メンター会を開催してもらっていて、そこで様々な実践的な助言をもらっています。
14:00
まとまった時間に定常作業を行います。スクラムマスターとして、開発メンバーが困っていることの調整や、連携するステークホルダーや外部システム等の調査やつなぎなどを行いつつ、タスクの管理や調整、議事録作成等を行います。
17:00
午前中に進めたスプリントプランニングの続きを行います。プロダクトオーナーと開発メンバーの認識齟齬がないように、都度疑問の解消を行いながら、チームで同じ方向を向けるようにファシリテートしていきます。
18:00
スプリントプランニング後の整理などの残作業を完了させて、退勤します。