INTERVIEW社員紹介
長年関わるシステムに
我が子のような愛情を
- T.H.
- 2002年入社
- 新卒
鉄鋼ソリューション事業本部
鹿島鉄鋼システム部
長年関わるシステムに
我が子のような愛情を
鉄鋼ソリューション事業本部
鹿島鉄鋼システム部
情報処理の授業でかじったプログラミングの楽しさを胸に、当社の前身企業である、SSD(住友金属システム開発)の門を叩いたことを覚えています。炉況管理システムから始まった私のキャリアは、薄板生産管理システムを経た後、一般管理システムが主戦場となりました。
その一般管理システム内で転々としていた私に、ターニングポイントが訪れます。現在に至るまで我が子のような愛着を抱くこととなる財務管理システムとの出会いでした。タイミング悪く、担当者の退職や転勤が重なる中、ちょっと手伝ったことがあるだけの私に白羽の矢が立ったのです。
古いシステムだけあって、運用でカバーされてきた箇所、潜在的な不具合箇所、法律や制度への未対応箇所などを洗い出す必要がありました。夜なべして手作業で対応したり、計算式と結果を突き合わせて設計書を起こしたり、必死でしたね。時には何千万円単位でズレが生じることもあり、この時、これは単なる文字列ではなく、リアルなビジネスの金額なんだと改めて認識して、ぞっとしたものです。
この時の経験が生きているのでしょう。管理職になった今でも、仕様の齟齬や不具合には鼻が利きくと自負してます。ですから自ら手を動かすことはなくなっても、思い出の財務管理システムとは常に向き合っている気分です。ただ、「親離れ」ではありませんが、メインフレームからウェブといった、アーキテクチャの進化もありますから、いつまでもかわいがり続けるだけではなく、私たちが新しい技術を学び、取り入れ、変えていく勇気もまた、大事なんですよね。
趣味のスキーを、ようやく大きくなってきた子どもと一緒に再開しました。
子どもが好きな鹿島アントラーズの応援にも行くようになりました。