日鉄ソリューションズ中部株式会社

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プロジェクトストーリー

先端技術の活用を
進めることで、
自動車の部品物流や
生産計画を最適化。

プロジェクトストーリー2

日鉄ソリューションズ中部で一般企業のお客様に対応する業務ソリューション事業部では、多様化・高度化するITニーズに応えるためにデータ分析やビッグデータの活用、機械学習、ディープラーニング、AIといった先端技術の活用を進めています。物事のより効率的な仕組みを実現する最適化技術もその一つ。特に自動車分野では、部品サプライヤーと組立工場を結ぶ部品物流や、海外向け製品の梱包出荷などで最適化技術の活用に積極的に取り組んでいます。

システムエンジニアリング第一部 K.Taneda

業務ソリューション第二事業部
システムエンジニアリング第一部
2011年入社 K.Taneda
情報技術専攻

先端技術部 R.Hoshino

業務ソリューション第一事業部
DX推進部
2017年入社 R.Hoshino
経営工学専攻

K.Yurikusa

業務ソリューション第―事業部
DX推進部
2019年入社 K.Yurikusa
情報工学専攻

若いSEが大手自動車メーカーの業務の最適化を推進

私と百合草さんは先端技術部で最適化技術を担当していますが、この分野では種田さんが一番実践的な経験がありますよね。

私が入社した2011年頃、先輩たちが構築した大手自動車メーカーの自動車部品物流システムに最適化機能を盛り込むプロジェクトがスタートしていて、途中からだったけど要件検討から本体システムとの連携、ユーザーテスト、導入まで一通り経験した。開発以降は運用・保守を担当し、現在はリーダーとして全体をマネジメントしてる。

私が種田さんのグループに参加したのは、最適化エンジンの老朽化更新を図るためですよね。現在は、システムの機能や運用を学びながら新しい環境への移行に取り組んでいます。

百合草さんは、以前やっていた自動車の生産計画システムで一緒だったね。積極的に質問してくるから元気な後輩が入ってきたと思った(笑)。

こちらこそ、いろいろ教えてもらえる頼もしい先輩がいて助かりました(笑)。

プロジェクトストーリーイメージ

プロジェクトストーリーイメージ

自分たちの評価が後輩の活躍の場を広げることになる

私は百合草さんと一緒に手がけた生産計画システムの後、海外向けKD(ノックダウン)製品の梱包出荷の効率化を担当していますが、このプロジェクトが立ち上がったのは種田さんたちの実績がお客様に評価されて、梱包出荷業務の最適化も当社に任せたいという要望があったからですよね。

自分たちの成果がお客様に認められ、新たなニーズにつながったことはうれしいね。

種田さんの仕事が星野さんのプロジェクト立ち上げのきっかけになったり、私が種田さんの成果を引き継いで再構築に取り組むように、先輩の実績が後輩の活躍の場を広げることにもつながっているんですね。

開発の成果だけでなく、私たちの言動や仕事に取り組む姿勢などで全体的に当社の評価を高め、他の案件に広げていくのもお客様に近いところで仕事をしている我々の役割だからね。

プロジェクトストーリーイメージ2

プロジェクトストーリーイメージ2

最適化を図るためには現場の文化を汲み取ることも必要

最適化技術自体は関数や計算式などの数理モデルですが、実際に導入するためにはお客様の業務内容を細かく理解する必要があるので大変ですね。業務をしっかりと理解した上で、目的は何か、どんな制約があるか細部まで検討してお客様と擦り合わせていく必要がある。

そのためにプロトタイプで評価してもらったり、トライアンドエラーを繰り返しながら、お客様に納得していただけるものを作っていくことが大切ですね。

最適化機能を作って終わりではなく、その後もお客様の状況は次々に変化していく。それに合わせて「最適なもの」も変化するから常に手を加えていかないといけない。

最適化は人の頭で考えていたことをシステムで運用するわけですから、それまでのやり方を大きく変えると現場で受け入れてもらえないこともありますね。

ある程度はデータを示して納得してもらう部分もあるけど、現場の職場風土やこれまでの「経験や勘」といった単純な数値では表せないものにも配慮しなければいけない。その落とし所を見つけるのも最適化担当者の力の見せ所だね。

プロジェクトストーリーイメージ3

プロジェクトストーリーイメージ3

最適化技術でお客様の課題解決に貢献できることがやりがい

まだ経験が浅いので学ぶことばかりですが、最適化技術という先端分野を担当させてもらっていることにとてもやりがいを感じてます。

私は大学でITを学んだけど、入社するまで最適化技術がどんなものかまったく知らなかった。それでも技術への理解を深め、お客様と会話しながら部品物流の知識を吸収して、それを最適化機能という形にしていくのは楽しかったな。そして、自分の成果がシステムとして残ることがやりがい。実際にお客様に利用されているのを見たときは、大きな達成感があった。

私も最適化技術は入社してから関わりましたが、最適化技術を活用することでお客様の課題を解決し、「助かった」と言っていただけることが何よりの喜びですね。

自動車の物流分野は奥が深いので、私はこれからもこの仕事をもっときわめていきたいと思っているけど、二人はどう?

まずは現在のシステムを新たな環境に移行させることで知識や技術を身につけ、将来は最適化のスペシャリストになりたいですね。

自動車分野での最適化は進みつつありますが、まだまだ最適化を導入できていない企業が多いので、将来は幅広い領域で業務の属人化を解消するような役割を果たしていきたいですね。

じゃあこれからも、最適化技術を当社の強みにできるよう着実に実績を作っていこう!

はい!

プロジェクトストーリーイメージ4

プロジェクトストーリーイメージ4

プロジェクトストーリーイメージ5

プロジェクトストーリーイメージ5