第2話 多様な価値観が交差する

今回は、当社が全員参加型で取り組んでいる「Corporate VISION 策定プロジェクト」から、社員アンケートとワークショップの様子をご紹介します。
社員アンケートで “想い”を集める!
社員アンケートの設問一覧
- ・あなたが今の仕事でやりがいを感じる、楽しいと感じる瞬間はどんなときですか?
- ・当社を友達や家族に勧めるとしたら、どんな会社だと伝えますか?
- ・あなたが誇りを持って働ける会社はどんな会社ですか?
- ・あなたは、将来当社がどんなふうに成長していたら嬉しいですか?
- ・あなたが今後も成長し続けるために、どんなことが必要だと思いますか?
- ・当社が会社として今後も成長し続けるために、あなたの目線から必要だと思う新しい取り組みやアイデアはありますか?
- ・本取り組みに対するあなたの想いや期待を教えてください
当社らしさってなんだろう―。当社の良さや強みってどういうところにあるだろう―。
働いている中でなんとなく感じている当社の魅力について、改めて考える時間をもち、自身の言葉で整理し明確化してもらいました。加えて、これから会社をどんな姿にしていきたいか、未来のありたい姿についての“想い”も集めました。私たちが、これからも大切にしたいこと・これから変えていくべきこと・新たに獲得したいことについても具体的に洗い出し明確化することで、理想の実現にむけた道筋を描きます。
ここで、アンケートから社員の“想い”を一部抜粋してご紹介します。
あなたが今の仕事でやりがいを感じる、楽しいと感じる瞬間はどんなときですか?
・お客様に感謝されたとき
・厳しい状況の中でも最後までプロジェクトをやり遂げることができたとき
・チームメンバー全員で協力して課題解決をしたとき
・学んだ知識や経験を実務に活かせるようになったと自身の成長を実感できたとき
当社を友達や家族に勧めるとしたら、どんな会社だと伝えますか?
・風通しが良く意見を言いやすい会社
・人を大切にしていて面倒見のいい会社
・会社と共に自身も成長できる会社
あなたが誇りを持って働ける会社はどんな会社ですか?
・社会に価値を提供していることを実感できる会社
・お客様に「ありがとう」と感謝されるような会社
・社員一人ひとりがやりがいをもっている活気のある会社

あなたは、将来当社がどんなふうに成長していたら嬉しいですか?
・新たな顧客を複数獲得している
・最新技術をものにして新規ソリューションを立ち上げている
・会社の認知度がより向上している

アンケートの回答率は98%で、ほぼ全社員から“想い”を集めることができました。アンケートで最も特徴的だったのは、「誇りを持って働ける会社」についての回答です。「お客様・社会貢献」に関するコメントが多く寄せられ、社員が会社の社会的役割やお客様への価値提供を強く意識していることがわかりました。お客様から信頼を勝ち得て、地域へ、そして社会へとつながっていく、そんな広がりが誇りとなり、高いモチベーションの源泉になっているのだと感じます。
ワークショップ(WS)では、こうしたアンケートで集まった社員の“想い”を踏まえつつ、当社が未来において大事にしていきたいことについて、さらに参加者同士で意見を深めていきます。
日鉄ソリューションズ中部がどのような会社であってほしいか。
未来の日鉄ソリューションズ中部で大事にしたいことは何か。
各回のWSのゴールは以下の通りです。
会社の未来を考えよう!
第1回WSでは、社員アンケートから2つの設問をピックアップし、グループに分かれて討議しました。メンバーがそれぞれの価値観を持ち寄り意見を交換しながら、当社がどのような会社であってほしいか、未来を一緒に考えました。
- 討議① 従業員にとって誇りを持って働ける会社とは?
- 討議② 将来の日鉄ソリューションズ中部はどのように成長していたいか?
討議に移る前に、アンケートの結果から社員がどのように感じているかの回答の傾向について共有しました。そのうえで、未来において大事にしたいことについて、グループ内でそれぞれの考えを共有・深掘りしていく流れで進めました。
討議①では、アンケート結果からは社会と顧客の両者への価値提供が誇りにつながるという意見が多かったものの、WSでは認知度の向上も重要であるという声が目立ちました。社員がより広い視点で、人とのつながりや社会への影響力を大切にしていることが改めてわかりました。
討議②では、当社ならではの強みを活かしつつ、新たな領域に挑戦して成長していきたいという意見が多く出ました。この点に関してTFと共通した想いを持てていることがわかり、会社として目指す方向性に認識のずれがないことが確認できました。
WSのメンバーは、指名・立候補であわせて21名ですが、当然立場や所属も様々です。そこで、立場や所属に関わらずメンバー間で活発に意見を出せるような工夫として、グランドルールを設定しました。
- ・自分の想いを遠慮せずに、120%表現しよう(言い残さない)
- ・メンバー同士でお互いを尊重しあい、発言の真意や背景を理解しようと努めあおう(批判しない)
- ・どの人の、どんな意見も尊重しよう(役職に捉われない)
- ・“ワクワク”を大事にしよう(正解はない)
グランドルールを守りながら討議をしている様子は、真剣な表情で意見を伝え合う一方で、笑顔も見られる和やかな雰囲気で進められていました。このWSでの様子はまさに当社の雰囲気がよく表れているなと感じます。様々な年代の社員が同じテーブルに集い、自身の考えを述べる場は、特に若手であれば、当然緊張する場面でもあろうかと思いますが、萎縮した様子は見られません。アンケートの結果からも分かるように、当社の風通しの良さは大きな強みです。先輩社員が話しやすい雰囲気を作っているため、若手も遠慮せず自分の考えを発言できていました。
WS後の参加者アンケートからは、「今回のような議論をすることそのものも非常に有意義に感じる」といった感想や、「新たなビジョンをみんなが『自分ごと』として捉えて行動していけるように取り組みたい」といった想いが寄せられました。
「ビジョン」は単なるスローガンではなく、「社員一人ひとりがそれぞれの立場で、少し背伸びをして前向きに“ワクワク“できる存在」であるように。また、「事業の方向性や、日々の業務での思考や行動の判断の拠り所となる存在」であるように。ビジョン策定の意義を改めて振り返りながら、会社の未来をみんなでデザインしていこうと、皆で決意を新たにしました。
“ワクワク”ワークショップ!
第1話のTFの活動・議論の様子でもご紹介しましたが、私たちの会社には「成長を実感し、日々“ワクワク”できる会社にしよう」という合言葉があります。今回のWSでも「これまでの議論の中で、どんな瞬間にワクワクを感じるか」を尋ねたところ、たくさんの感想が集まりました。
- 「年次関係なく忌憚のないディスカッションができているとき」
- 「若手社員が会社をより良くしていきたいと本気で思っていると感じ取れたとき」
- 「自身の考えと異なる意見を聞き、新鮮な気持ちで気づきを得るとき」
- 「自身の考えに共感してもらえたり、自分の想いとシンクロする発言を聞いたとき」
若手の参加者は、年次の高い人たちが会社の未来について具体的にどんな展望を描いているのかといった考えを聞く滅多にない機会でもあります。それがとても刺激的だったようで、視座を高められる機会となったようでした。逆に年次の高い人の中には、若手の意見に目から鱗が落ちるような体験となった人もいたようで、対等な立場で本音をぶつけることで若手とベテラン双方に得られるものがあり、とても得難い経験ができているのではないかと感じます。
“ワクワク”を感じる理由は人それぞれで、参加者の中には異なる意見に刺激を受けて“ワクワク”する人もいれば、同じ考えに共感して“ワクワク”する人もいます。こうした多様な“ワクワク”を一人ひとりが大切にしながらプロジェクトに参加していることが、貴重で充実した体験につながっていると感じます。
こうしてWSで議論した内容を基にして、これからのTF活動も進められます。これまで、社員アンケートやWSを通して収集した“想い”を起点に、会社の未来や目指す姿を描き、大事にしたいことについて明確化してきました。今後はそれらを言葉・表現として練り上げていきます。
夏から始動した「Corporate VISION 策定プロジェクト」もいよいよ大詰めを迎えますが、ビジョンをつくったらこのプロジェクトは終わり、というわけではありません。むしろ、ビジョンを策定した後、それをどう社内に浸透させていくかが本当に大切だと私たちは考えています。
次回は、ビジョンの完成と、
そのビジョンをどう広めていくかの浸透施策についてもご紹介できればと思っております!
ぜひご期待ください!(3月下旬リリース予定)
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