はたらく人を知る
自動車分野の開発チームを
サポートしながら、最適化
技術のスペシャリストを目指す。
業務ソリューション第一事業部
システムエンジニアリング第一部 (取材当時)
2019年入社 K.Yurikusa 情報工学専攻
私は大学で情報工学を学んだので、就活の際にIT企業を志望したのは自然な流れでした。その中で当社に注目したのは、業務系システムに強みがあり、多様な業界で豊富な実績があったからです。
在学中にプログラミングを経験していたので、漠然とこのスキルがあればなんとかやっていけるだろうと思っていましたが、業務ではチーム内のメンバーやお客様との打ち合わせ・調整業務が多く、コミュニケーション能力の重要性を痛感しました。実際に私がプログラミングやテストなどの製造工程に従事したのは研修を終えてから数ヶ月程度で、入社2年目ぐらいからは設計や詳細仕様の検討などに携わり、先輩と一緒にお客様との打ち合わせにも参加するようになりました。
新人に上流工程を経験させるのは、お客様とのコミュニケーションに慣れて若手のうちからSEとして要望の把握や課題の発掘、提案ができるようにするためです。私も新人のときからお客様と接していたため、その後の対応がスムーズに行えました。
私が所属しているのは、最適化技術やデータの高度活用といった先端技術で他のチームをサポートする部署で、現在は大手自動車メーカーの部品物流システムのチームに参加しています。このシステムは効率的に部品を集荷して、組み立て工場へ運ぶための最適化技術が盛り込まれていますが、古くなったミドルウェアを更新して新たな環境に移行させることが私の役割です。
自動車生産の現場でジャストインタイムやかんばん方式の実現にも関わるシステムなので、これまでの最適化機能の維持や不具合の改善をしながら移行させるのは大変です。しかし、経験が浅い私にとっては業務を通じて最適化技術を深く学ぶことができ、新たな知識を身につけることで成長を感じられるのでとてもやりがいを感じています。システムを完全移行させるにはまだ数年かかりますが、お客様の利用開始時期が決まっているので、テストなどのタイムスケジュールを意識しながら業務に取り組んでいます。
私が所属する先端技術部は、データベース構築や機械学習などのスペシャリスト集団です。その中で私は最適化技術を担うというミッションを与えられているので、常に使命感を持って仕事をしています。最適化技術は、今後のDXの推進などでも大きな役割を果たす分野です。
特に現在携わっている自動車分野のサプライチェーンにおいては他業界に比べて先行している部分があるので、ここで学んだ知見やノウハウを活かして他業界のソリューションに貢献してみたいですね。そのためには、最適化を実現するためのデータ分析の技術なども身につけていきたいと思っています。そして、私自身が最適化技術のスペシャリストとして成長することで当社の事業拡大に貢献し、お客様に付加価値の高いソリューションを提供できるようになりたいですね。
8:30
客先の職場へ出社
9:00
朝のミーティング
10:00
ミドルウェアの調査、開発
12:00
お昼休憩
13:00
自社メンバーと打ち合わせ、
情報や課題の共有
14:00
最適化機能の検討
16:00
お客様との打ち合わせ
17:00
進捗整理、翌日の予定確認
18:00
退社
※ 名古屋本社と東海事業所とでは就業時間が異なります。
※ 1日に1~2時間の残業がある場合があります。
私は先端技術部内で最適化技術を担当していますが、こうした高度IT技術の活用は当社が現在もっとも強化を進めている分野です。新しいことを学ぶのは大変ですが、ITの最先端技術に触れられることは魅力です。未知の領域にチャレンジしたいという前向きな方や意欲がある方なら、やりがいを持ってスキルアップしていけると思います。