社員インタビューINTERVIEW

2013新卒入社

大切なのはお客様からの信頼
~プロフェッショナルとして、
お客様にきちんと伝わる答えを

保守サービス事業部

テクニカルサポート部

ザイ ロ

Lu Zhai

システムエンジニアになろう、当社で働こうと思ったきっかけ・理由について教えてください

今思えば偶然の積み重ねだなとも思いますが、私は大学の時は、中国の北京で建築工学を専攻していました。大学卒業の時期がきてもまだ就きたいと思う職業が浮かばず、もう少し勉強を続けてから考えようと思って、日本の大学院に留学したんです。だから、留学した時点では日本で就職するとまでは考えていませんでしたね。そこでも情報工学を専攻したわけではなく応用粒子線科学というレーザを利用して様々な計測手法の開発や解析シミュレートとかを研究してました。そこでそろそろ就職しなくてはと思い、業界研究や自己の振り返りをしました。私が就活を始めた当時もIT業界の需要は高く、比較的グローバルな人材が活躍しやすいフィールドだなと思ったのと、中学生くらいの頃から自作PCとか好きだったことや、大学時代も研究課題の中でプログラミングすることやITツールを活用することもしていたので、システムエンジニアへの興味が高くなりました。

多くの就活先からなぜ当社を選んだのか細かいことはもう覚えていませんけど、選考過程で出あった人達の雰囲気が自分に合うなと思ったことは覚えていますし、採用面接とは思えないとてもフランクな感じなのが他社と違い、リラックスして対話できたのが、印象的でしたね

これまでどのような仕事を経験されてきましたか、
また現在どんなお仕事をしているか簡単に教えてください

入社して最初の4年間はアナリストとしてOracle社データベース製品のサポート業務を担当していました。日々、製品仕様の問い合わせや障害対応を約700件くらい対応しましたかね。また、グローバル展開されているお客様からの英語での問い合わせニーズも出てきた頃で、そのサポート体制整備も行いました。

それから数年間、データベースサーバの設計・構築・導入までのエンジニアリング案件を、実行エンジニアとしてもプロジェクトマネジャーとして十数件担当しました。

その後、またデータベースのアナリストとして今度はミッションクリティカルな問い合わせや障害対応を400件以上経験し、現在はチームリーダーとして、特に緊急度・重要度の高い障害対応の対応方針を決めたり、ベンダーとの連携調整や各アナリストからの相談対応、KPI(重要業績評価指標)等を活用したサポート品質改善活動に従事しています

これまで働いてきた中で、やりがいや達成感を感じたときはどんな時ですか

エンジニアリングの仕事をしていた時、お客様現場先で構築作業中時に問題が発生したことがありました。通常構築エンジニアはバックオフィスにいるサポートに問合せを行い作業を半日中断しスケジュールをずらさざるを負えないことも多いのですけど、自分はそれまでアナリストとしてサポート経験があったので、現場にて製品ログの分析や調査を行い直ちに問題を解決したことで、お客様からもその迅速な対応にお褒めの言葉をいただいて、自分としてもうれしかったのを覚えています

最近では、中国のオフショア先のビルがコロナの影響で急に封鎖され、セキュリティ上在宅で遠隔対応も困難な状況の中、複数のアナリストが抱えていた案件で数十件のインシデントに対して、同時に担当者不在の状況に陥ってしまったんです。その際、私はオフショア主任責任者として、日本側の対応要員調整を行い、インシデントの一覧を整理し、緊急度を逐一確認しながら対応を決めていき、全案件ともお客様業務に影響を与えることなく乗り切ったときは、ほっともしましたし、やり遂げた喜びが大きかったですね。

あなたが仕事をする上で大切にしていること、
こだわり、自分なりの流儀といったものが
あれば教えてください

いろいろありますが、今大切にしていることといえば、まずはお客様との信頼関係ですね。お客様は、私達をサポートエンジニアのプロフェッショナルとして認識し、問い合わせしてきます。そこで、曖昧な表現や誤回答を一度でもしてしまえば、担当者への信頼は崩れてしまいかねません。それを取り戻せるまで多大な力と時間が必要です。そうならないためにも、伝える内容の正確さ、分りやすさを常に意識して対応するよう心掛けています。これは、職場の部下育成指導の際も心がけています。

それと、日常心がけていることは、製品に関する知識・スキルといった技術力とそれを相手に伝える力をバランスよく身に付けていたいと思っており、日々研鑽を重ねています。サポート業務においては、技術力と伝える力の重要さはほぼ同等。サポートの対応は相手の知りたいところに焦点を絞って、自分が伝えたい内容をしっかりと理解してもらうことを目的としたコミュニケーションなので、まずは技術上自分で100%理解できていることが前提で、その次に内容を整理し筋道を立てて、論理性が高く納得性の高い伝え方ができることが重要だからです。

あなたは今後どんな人になっていきたいとお考えですか

そうですね、これまで以上に高度で専門的な知識やスキルを持つデータベースサポートのスペシャリストとして成長していきたいと思っていますし、チームを率いて事業を牽引していくためにも組織マネジメント力も強化していきたいです。そのために、技術の最新動向を常に追い続け、新しい製品の検証にも関わっていきたいですし、新機能の問合せを積極的にフォローしていきたいと思います。また、組織マネジメント力については、さらなるコミュニケーション能力レベルの向上を図りたいと思っています。これまでも鍛えてきた自分の考えを筋道立てわかりやすく伝えることに加え、相手の意図や感情を理解し配慮できる力に磨きをかけたいと思っています。

またリーダーとして決断を求められる場面も増えてきているので決断力をもっとつけたいなと思っています。そのためにも職場の先輩上司はもちろんですが様々なビジネスの局面で出会う多くの人達の言動や行動を観察し参考となるものは積極的に取り入れ、自分なりの実践を積み重ね、力を磨き上げていきたいと思っています

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