マルハニチロに向け、物流コストの適正化を目指し、「需給管理システム」を新たに導入、在庫管理業務の高度化を支援

~NSSOL自社SaaS、食品業界標準機能を備えたサプライチェーンマネジメントクラウド「PPPlan」を採用~

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は、主に冷凍食品・業務用食品・チルド品の出荷・在庫・生産・補充計画業務を対象とした需給計画業務の効率化・高度化に向け、新たに需給管理システム(以下「本システム」)をマルハニチロ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:池見 賢、以下「マルハニチロ」)に導入したことをお知らせします。
本システムは、NSSOLが自社開発したSaaSである食品業界向けサプライチェーンマネジメントクラウド「PPPlan(ピーピープラン)」を採用しており、2023年4月より稼動しています。

今回導入した需給管理システムは、約500品目の市販冷食製品を対象に、リアルタイムな販売計画と在庫予定を可視化することで、販売計画への適切な需要予測の反映や急な計画変更への柔軟な対応を可能にし、在庫数量の適正化を実現します。
具体的には、前年/直近の実績を元に販売予測データを作成し、販売計画立案業務を支援します。また、販売計画を基にした発注から納品までのスケジュールが関係者間にタイムリーに連携されるとともに、販売拠点ごとの日次の在庫状況が近い将来の予測も含めてシステムを通じて閲覧可能になっています。

PPPlanは、NSSOLが20年以上にわたり食品業界向け需給計画システムを構築/保守してきた業務知見・ノウハウに基づき開発されており、需要・生産・補充機能といった業界標準機能を幅広くカバーしています。

今後、マルハニチロが本システムで管理する対象となる商品は、業務冷食、市販常温食品など加工食品事業全体の約3,000品目へと広がる見込みです。PPPlanを活用することで、部署ごとに行われている需給予測管理業務の標準化を推進するとともに、販売・物流システムの更新/統合も進めてまいります。

NSSOLは、今後も経済・環境・社会の3つの価値の最大化を目指すマルハニチロをサポートし、当社のパーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」の下、デジタルの力を活用することで食品業界をはじめとするあらゆる産業の発展に貢献してまいります。

以上

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