試験情報管理

試験結果の共有によりノウハウの共有、蓄積を実現します

ライフサイエンス分野において、試験結果のデータは新薬開発などに欠かせない情報です。従来は個人により管理されていた試験結果のデータを、ITシステムを使って管理、共有するソリューションを提供しています。個人やプロジェクト内のみで活用されていた情報を広く共有することで、他プロジェクトでも活用します。より多くの情報に基づいた研究を行ったり、類似の試験の重複を避けたりすることで、研究施設全体の生産性を向上します。

特徴

データ項目を自由に追加できる変化に強いデータベースを構築します

対象とする疾病領域や化学物質の特性により、行われる試験の内容や収集されるデータの種類は違います。一般的な構造のデータベースでは、すべての試験項目を網羅するのは不可能でした。日鉄ソリューションズの試験情報管理ソリューションでは、自由な試験項目の追加が可能です。

  • メタデータによる情報管理
  • 縦持ち型データベースにより試験項目をユーザが自由に追加可能
  • 大規模データベースのチューニングノウハウを生かした軽快な動作

変化に強いデータベース構造を採用し、なおかつ巨大なデータを高速にハンドリングできるようチューニングするノウハウを持っています。

導入効果

ユーザーが求める自由な表示形式を簡単に設定できます

データベースに登録されているデータは、ユーザーの求める項目のみを、ユーザーの見やすい形式で表示できます。

  • 試験結果を構造活性相関(SAR)形式の表で出力
  • 試験内容、試験結果の値によるフィルタリングが可能
  • 表示項目はユーザーが自由に定義可能
  • 試験結果によりソート可能
  • 検索クエリー・表示内容をテンプレート化し、共有可能(効率化・ノウハウ共有)
  • 検索結果を他の様々な分析ツールと連携可能

データの登録や参照では、機能毎ではなく、データ毎にアクセス権限を設定でき、不必要なアクセスをブロックし、貴重な情報資産(研究情報)を守ります。

構成

研究施設における生産性向上、コスト削減を支援します

試験情報の共有や頻繁に利用する表形式のテンプレート化により、試験結果という情報財産を研究者個人ではなく研究施設全体の財産として蓄積できます。研究の効率化や生産性向上、必要な情報の素早い入手や重複する試験の排除により、研究期間の短縮、研究コストの削減を実現できます。

試験データ管理システム概要図

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