収益管理

業務運営に必要な統合収益管理をサポートします

金融機関は異なる経営環境・経営資源の中で経営戦略を策定し、業務運営PDCAを実行しています。 業務運営のコックピットとして、統合的な収益管理は不可欠なものであり、それを支える統合収益管理システムにおいては、包括的な収益把握、高度な分析・シミュレーション機能、計画策定・モニタリング機能に加え、納得性・わかりやすさ・操作性・柔軟性などが求められます。
地方銀行を中心とした多くのシステム構築経験と多様なパッケージ群により、統合収益管理の実現・高度化をサポートします。

特徴

リスクコスト控除後収益による、リスクリターンを意識した統合収益管理

  • スプレッド収益/明細別信用コスト/原価コストを考慮した業務純益ベースの管理
  • 資本コストを反映したRAROC/SVAによる経済資本運営
  • 中期計画・予算策定/予実管理
  • 経営管理データベースによるリスクリターン分析/モニタリング
  • 各種サブシステムと連動し、整合的な収益計画とリスク計画の策定

リスクコスト控除後収益等の指標の算出が統合収益管理のゴールではありません。
多くの業務ニーズに応え得る分析機能や顧客別や営業店別のシミュレーション機能など、金融機関全体の業務推進/業務活動の自律的な改善につながる仕組が収益管理システムには必要であると我々は考えています。

導入効果

統一的指標による収益志向の醸成と多面的分析による経営管理の高度化

収益コストの統一的な計数・指標を経営層から担当者まで全行で共有し、収益志向の経営管理態勢構築のための、基盤となるシステムです。 経営管理データベースは、顧客/商品/営業店などの採算性分析、マーケティングや商品戦略策定に活用する事を想定して作られています。 収益リスク計画策定により全行/部門別リスクリターン運営を実現します。また、経済資本運営への展開も可能となります。

構成

スタンダードなパッケージと自社製パッケージ群でご要望にお応えします

統合収益管理/経営管理データベースを核とし、ALMシステムのBancWare Convergence\バンクウェアコンバージェンス及び自社パッケージを組合せるソリューションをご提供しています。これにより下記のメリットを享受いただけます。

  • 独自要件へのカスタマイズ対応
  • 業務浸透度合いに応じた段階的導入
  • さらなる経営管理高度化に向けた拡張性確保

また、弊社の導入経験や業務知見に基づき、パッケージ選択/カスタマイズ対応/個別開発において的確な要件定義や開発効率化が可能です。

統合収益リスク管理ソリューションの図

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